2012年9月10日月曜日

「喫茶去はじめ」(2011)

12月の終わりに、駒込にあった「ギャラリーべじか」(現在は閉店)にて、茶の湯体験イベント「喫茶去はじめ」を開催しました。
茶の湯について書いたパンフレットを配り、皆様にお茶をさしあげ、その後に皆様自身でもお茶を点てていただきました。
古民家を改造したカフェとギャラリーで、なんとも心温まる空間でした。
ちゃぶ台の真ん中にキャンドルを灯し、女の子ばかりでゆるゆるとお茶を楽しみました。



凛緩茶湯・諏訪(2011)

10月、一品更屋さんにお声がけいただき、長野県諏訪にて「凛緩茶湯」というオノウエ印刷さん主催の旅行イベントに茶人として参加しました。
二日間に渡り諏訪のプリミティブな魅力をたっぷり楽しみました。

一日目には諏訪大社を巡りました。
室町時代の淋汗茶湯リバイバルということで、温泉にひたって蕩けた体に茶の湯ですっきり、またさらに銘酒「真澄」を美味な地元のお料理と堪能するという一夜では、現代アートを軸に茶席を設けました。



藤森照信氏が設計した空飛ぶ茶室



二日目には、諏訪大社下社の中之島にて「のたべ」(野点とお弁当を楽しむ場)にて呈茶しました。









Myoghi 30ennale (2011)

8月中には、友人のアーティスト、温井大介さんが主催した「Myoghi 30ennale」(富岡市立妙義ふるさと美術館)にて呈茶会を行いました。
群馬県出身のアーティストによる合同展示会で、私は大竹夏紀さん制作の着物を着せていただきました。

大竹さん制作のアイボールを結界に。





2011年の活動を振り返る

ずっとブログのアップデートをしていなかったので、一年越しになりますが、去年の活動を振り返ってみたいと思います。


昨年2011年は私にとって大きな転機の年となりました。

3月には誰もが知るように東日本大震災が突如起こり、災害の恐ろしさを目の当たりにしました。私はその時実家にいて、着付の教室に行く為に着物を着ているところでした。そこに突然の揺れ。長襦袢姿で叫びながら家を飛び出したところで見たのは、大きく軋む電信柱。なぜか外には誰もおらず心の中では冷静にシュールな映画のようだと考えていました。青い空、いつもの風景、音も無く揺れる天地、悲鳴を上げて踞る着物姿の自分・・。
しかしそれはやはり現実で、連日報道される恐ろしいニュースに震えが止まらない日々を過ごしました。
日常というただ連綿と続く平和な日々が、如何に貴重なものなのか、生きていることの有難さと、家族が隣にいることの大切さを思い知りました。そして自分のことを思い返し、今命を頂いている一人の人間として充分な生き方をしてきたかと自答すれば、そんなことはとても言えないと感じました。いつかは必ず死ぬ、それまでの人生を、それを彩る生活を、もっと良く生きなければと思ったのです。



3月の震災を経て5月、友人Jamie Dwyerが主催したイベント「滝本ハウス Support Ishinomaki!」にて茶会をしました。東京の端の大きな民家で行われたこのイベントは、若者たちが自主的に集い、ハンドクラフト販売やライブを行って売り上げが石巻へ募金されるというものでした。

それまで個人的な茶会は内輪のイベントでは何度か経験があったものの、ここで初めて、お茶が全く初体験の方を対象とした茶会を催す機会を得ました。バンドの男の子たちがドラムやアンプをセットする中、茶道具が入ったボテ箱をヨタヨタ運び込む着物姿の私は相当違和感があったと思いますが、バンドマンたちは足を痺れさせながらもゴクゴクお茶を飲んでくれて、楽しい茶会になりました。
また個人的な茶会では初めてお代を頂き、わずかばかりですがお茶を通じて募金もすることができました。




そして下のポストにありますが、7月から約2ヶ月に渡り、スペイン王立セルバンテス文化センターで開催された画家・堀越千秋氏の大規模展覧会において、少人数のお客様を対象にした添釜茶会「木下闇の茶会」を開催しました。
オープニングパーティから大盛況だったこの展覧会では、会期中に何度も豪華ゲストによるライブイベントが行われ、その都度席を設けてお客様方にお茶を供しました。

とにかく画伯ご本人にファンが多いので、いらっしゃるお客様の数もハンパではなく、流派の茶会より数段忙しいものでした。茶席の前にはずらっとお客様が並ばれて、見かねた友人が行列を整理してくれたり、会期中茶席を目当てに何度も来てくださったお客様がいたりと、お茶のもつ潜在的な魅力を再確認できた機会になりました。
そしてなにより現代アートと茶の湯の親和性の高さというか、お客様を含め、嵌った時のかっこよさに自分でも幾度となく驚くことがありました。

田中泯さんのフクシマに捧げる踊りが行われました

いわゆる茶道の場では、がちっと場を組み立てて茶席を設けるというところまで年齢的にも経験的にも至りません。何しろ60、70歳はまだ若手という世界でもあります。もはや悟りの境地というところですから、当然私はそんなお茶はできません。

ですが、このような茶室ではない場所で、スペインを描いた絵を主役に「自分のお茶」ができるんだというのはとても自信になりました。茶席としては点前を最初から終わりまでやることはできないので、お客様にゆっくりはしていただけなかったのですが、会場のざわめきとフラメンコギターの音をBGMに、ひとときの暇を楽しんでいただけて、その場で素敵な感想をたくさんいただいて、また多くのことを学ばせてもらい、「今後もこういった形でお茶をどんどんやっていきたい」と強く思いました。

続きます。

2012年2月10日金曜日

ラジオ出演

ラジオに出演します。
放映は2月12日土曜日、19時から20時のうち20分ほど。
FMヨコハマ(84.7)「いつもふたりで」という番組内の「Together with A Guest」というコーナーです。
DJである女優の渋谷亜希さんに、小堀遠州流について、参加したイベントについて、茶の湯に対する思いなどお話ししました。
お時間が許せば、是非ご視聴ください。

2011年12月15日木曜日

My New Website

小堀芙由子の新しいウェブサイトを作りました。
こちらに最新情報などを載せていきますので、是非チェックしてみてください。
http://fuyukokobori.com/

2011年7月28日木曜日

小堀宗峯プレゼンツ『木下闇の茶会』開催日程

小堀遠州流・小堀宗峯(芙由子)による『木下闇の茶会』開催日時です。
入場無料/予約不要、
どなたさまもお気軽においでください。
疲れたからちょっとお茶飲んで行こうでも構いません。
開催中には道具、雰囲気など少しずつ変えていく予定です。
そんな変化も見に来てください。
次第に”茶道神泉流寝ころび派”になっていくかも。
最後のほうにはビキニでやっているかもね。。。

8/6(土)(イベント:田中泯さん独舞)14時〜
8/18(木)(イベント:小島章司さんフラメンコ独舞)
8/19(金)
8/20(土)
8/21(日) 11時〜14時
8/23(火)(イベント:石原志保さん独舞)
8/24(水)
8/27(土)
9/1(木)(村治佳織さんギターコンサート)

8/6、8/21以外はすべて16時〜を予定しております。
閉館の20時まで(日曜日は14時まで)

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堀越千秋展「わが腸(はらわた)のスペイン」

日時:2011年7月26日(火)~9月10日(土) 
   月~土/10:00~20:00、日/10:00​~14:00
   ※8/11~17休館
会場:セルバンテス文化センター(東京 市ヶ谷)
住所:東京都千代田区六番町2-9 Tel.03 5210-1800

【友情スーパーイベント】
■7月26日(火)19:30 オープニングライブ(カ​ンテ/堀越千秋、ギター/逢坂剛、若林雅人)
■8月6日(土)16:00 田中泯独舞(踊り/田中 泯)
■8月18日(木)19:00 小島章司フラメンコ独舞​(踊り/小島章司)
■8月23日(火)19:00 石原志保独舞(踊り/石​原志保)
■9月1日(木)19:00 村治佳織ギターコンサート
■9月10日(土)19:00 クロージングライブ 松​丸百合フラメンコ独舞(踊り/松丸百合)
※入場無料、予約不要、先着順

イベント開催日、及び8月中不定期で小堀遠州流・小堀宗​峯(芙由子)氏によるお茶を差し上げます。