2010年5月15日土曜日

Playing In The Art Forest In Ueno, Tokyo

東京国立博物館。私にとっては聖地のような場所。
平日の常設展は、もう天国と言っていい。人もまばらな中に、存分に妄想を働かせたり、じっくり歴史と向き合ったりできる、本当に大好きな空間。

都心のホットな美術館にあれば、黒山のシルエットしか見えないような人気のお宝も、ここではひとりじめできる。例えば、紫式部日記絵巻、佐竹本、長次郎の茶碗。
特別展も良いけど、常設展は国宝ぞろいなので、是非行ってみて。

細川展を見た後に、常設展→東洋館(改装が終わったばかり)→法隆寺宝物館と回って、お気に入りをピックアップしてみた。
(そういえば作品の写真撮影が可になっていた。今日まで知らなかった。)

GAGAがいた笑。
最後の写真の人たち。10センチくらいの小さな像。それぞれにすごくユニークな動き。
1700年前に既にコミカルなフィギュアが存在して大事にされていたんだな。
摩耶夫人及び天人像とのこと。

金曜日は8時まで開館しているし、人が少なくてデートに良いと思う。

日本の宝に会いに、まずは上野から。

>東京国立博物館 (Tokyo National Museum Website) 名品ギャラリーはおすすめ。



















2010年5月13日木曜日

Misasa-En At Hachioji, Tokyo

東京の八王子にある美ささ苑。
お茶会にお邪魔したときに。







すみからすみへ行き届いた本当にすてきな茶庭。
小さい(とはいえ普通のおうちではありえないけど)ながらも、大庭園にも劣らない、思想や気配りが随所に感じられる。
平たい石畳の上には常に水が美しく打ってあり、その清涼感は茶庭でしか味わえないものでは。
中には利休さんゆかりの独楽庵という茶室があり、こんな床柱に驚く。



茶室や茶庭というかお茶全体に言えることは、ルールが厳しいようで実は自由ということ。
唯一の縛りは「美しいか否か」。それが一番難しいルールだけど。

いつか、と言っても近いいつか。必ず茶室と茶庭を自作したいなと夢ふくらむ、春の午後。


>美ささ苑 (Misasa-En Website)
>>写真をもっと見たいという方はこちら