2012年10月15日月曜日

秋の空


大事なお茶会が終わって、ほっとしながら護国寺の外に出ると、空に描かれた見事な秋のスケッチ。
東京中の人が見たみたい。

2012年10月10日水曜日

Asuka, Osaka and back to Kyoto

それから奈良は飛鳥、大阪、そしてまた京都へ。

飛鳥もまた、万葉の風に吹かれて思いを馳せるには最高の土地。
古墳を愛でる私にとってスター級の遺跡ばかりで、大興奮!

大阪はまさに異国。
エネルギッシュな人々、立ち呑み文化(それも午前中から)、こてこてに甘いおでん、利休さんの屋敷、デパ地下にあるアジア市場的台所。西日本の胃袋。

再びの京都では、友人のすべて手作りのウエディングパーティにて、会場のフラワーアレンジメント、ブーケ作りを担当。
結婚式はあまりの美しさに涙をこらえつつ、世界が愛に満ちあふれるという貴重な瞬間に立ち会わせていただきました。家族愛、友愛、地域愛、互助愛、地球愛、そして二人のBiggestな愛!!
本当におめでとう!

その後、篠山にある陶芸家John Dixさんの工房に遊びにいきました。
ふとJohnの作品は、遊牧民の契丹人による古代中国の国家でつくられた皮嚢壺に影響を受けているのかと思い質問しましたが、見当違いの様でした。でもJohnのおおらかな作風には、世界の果てを追い求める遊牧民的な厳しさとロマン、何より荒涼とした大地と吹き抜ける風を感じました。
















Kyoto

京都へ。
京都人に、まるでディズニーランドみたいと言ってムッとされたことがあるけれど、
ディズニー的なものに一切関心がない自分にとっては、京都こそが夢の国。
全てが自分のために作られているような気がするの、とはとある所からの引用だけど、
空はしっかり秋模様だし、夜の街は暗く怪しげな灯りを灯すし、
道端の花に至るまで完璧すぎるのが、いにしえの都たる所以。


























2012年10月9日火曜日

京阪の旅

京都、大阪、奈良をめぐる一週間の旅から先程東京の我が家へ帰ってきました。
もう毎日毎日とても楽しくて、日記をつける時間もありませんでした。
本当に充実している時って、写真をとることすら忘れてしまいますよね。
そして大体、夢中になって撮った観光地の写真より、何でもない食べ物や出来事の方が思い出として記憶に残ることになる。

それが現実かどうかもよくわからないほど、
実はあんまり覚えていなかったり、その時に浸り過ぎていて、記録を残そうなどと後のことを考える暇がなかったり・・。
一瞬一瞬が二度と戻ることのない美しい時間の中にいたことをこの上ない幸福だったと、後になって何度も思い返すのです。

京阪の旅については、またアップしたいと思います。